長らく底面フィルターと砂利を利用していた金魚水槽ですが、このたび、ベアタンク化しました。
これまで、自作の上部式フィルターと底面フィルターの2つで運用していました。底面フィルターを使用していたのは、金魚3匹の水槽なので強力な生物濾過能力を期待してのことでした。
ただし、底面フィルターはその高い生物濾過能力と引き換えに、砂利やフィルター内にフンや老廃物が蓄積していきます。水替えのときにプロホースで砂利を掃除していたのですが、ある程度の汚れしかとれません。ですので、定期的に砂利やフィルターの大掛かりな掃除が必要でした。
先月、仕事が忙しくて金魚水槽の水替えを引き伸ばしたら、水槽がちょっと匂うようになってしまいました。夏なので水温が高めで水質悪化が早く進行したのもあるでしょうが、砂利や底面フィルターに汚れが溜まっているのは明らかでした。
それで、時間を作って替えを行ったのですが、前々から思案していたベアタンク化を思い切って実行しました。ベアタンク化の理由ですが、正直なところ、掃除が面倒になっていたのがひとつ。もう一つは、水槽が小さめなのに金魚が3匹いるので、砂利を取り除いて、その分、水を多くした方が金魚のためになるのではないかと考えたのです。自作の上部式フィルターには、ろ材が詰めてあり、生物濾過能力もあります。なので、底面フィルターを取り除いても生物濾過の能力には問題がないと考えたのです。
金魚はフンをたくさんします。特に大きく成長した金魚はたくさんのフンをします。フンが多い魚をいれる水槽には、やはり、底面フィルターは合わないです。それよりも、ベアタンク化して、こまめにスポイトでフンや食べ残しを取り除いて、少しづつでもこまめに水替えをした方がよいのではないか、と考えるようになりました。
自作した上部式フィルターの生物濾過の能力が少し不安なのですが、1週間くらいは様子見です。もし、魚の体調が悪くなったりしたら、対策を講じなければなりません。ただ、その場合でも、底面フィルターを再導入することはしないと思います。上部式フィルターのろ材を強化する方向でおこなうことになると思います。
とりあえず、水槽内はすっきりしまいした。金魚たちも、少し広くなって、いくぶんかゆったりしている気がします。とりあえず、しばらく様子見です。